3つのポイントで見る!本真珠と模造真珠の見分け方

どちらが本真珠でしょう?どちらもそれなりにツヤがあってパッと見はわからないですよね。

自分の持っている真珠のネックレスが本物か?ニセモノか?わからず困っている方、おおまかに知りたいという方は多いはず。誰でも簡単に見分けるコツをパールメンテナンスマスターのフジコがお教えます。

まず最初に天然や養殖の本真珠と模造パールの見分けでは、パール同士をこすり合わせてみることです。本真珠は表面がガサガサと引っかかりあり、模造品は表面が滑らかでツルツルしています。いかがですか?

こすり合わせてみたけどいまいちよくわからない、確かに一つだけ触ってみていても比べるものがなければ尚のことですよね。もし真珠製品をいくつかお持ちでしたらこすり合わせた感じを比べてみてください。ツルツル?ガサガサ?

2つめは、珠と珠の間の穴をよーく見てみてください。本真珠の穴は小さく穴のエッジが立ったシャープな感じです。模造真珠はというと穴が大きい、穴の周りの塗装物がめくれていたり、反対に飛び出ていたりします。

どんな感じでしょうか?珠と珠を広げすぎると糸が切れたりするかもしれませんので優しく広げてみてくださいね。穴付近は汚れていたりする場合が多いでしょう。その場合は先細の綿棒で少し掃除してみてください。

最後のポイントですが、ネックレスの留め具を見てください。どんなものが使われているでしょうか?

古いものや新しいもの様々な形がありますが真珠と留め具はどのようにつながっているでしょうか?どんな金具が使われているかである程度は判断できますのと、本真珠であらばお仕立ての良し悪しの程度が分かります。

まず模造真珠では下左画像のような引っ掛ける輪が開くような仕様になっている合金金具が使われることが多いです。糸やテグスが折り返されておらず結び目があります。金具の中に収まっていたり出てる場合が多いです。(稀に本真珠でも低価格商品などこのようなアクセサリー金具が使われることもありますが)

反対に本真珠は糸もしくはワイヤーなどが使われますが留め具とつながる輪は開いていません。糸やワイヤーなどの結び目がなく折り返されています。

どんな金具が使われているかは、本真珠と模造真珠との決定的な見分け方ではございませんが、安価な商品と高級品との判断材料として覚えておかれると価値を知る上での見極めポイントになります。模造真珠でも留め具の仕様やお仕立てがしっかりしているということは、使いやすく安価な金具と比べ耐久性がある言えます。

いかがでしたか?本物と思っていたら模造真珠だったりその反対だったりドキドキですよね。模造真珠も精巧に作られていて迷いますが、この3つのポイントで見分ければすぐに判断できます。モヤモヤがスッキリされこの見分け方がお役に立てられたなら幸いです。

本真珠だったら真珠のクリーニングエステでリフレッシュしませんか?絶対に一度はやってみるべき感動のツヤです!

 

 

パールメンテナンスマスター歴5年で培ったパールネックレスの糸換え方法5つのポイント

こんにちは、パールメンテナンスマスターの庄島です。(現在の称号名はパールC&Eマスター
パールネックレスの糸が長期の使用により緩んだり、珠と珠の間に隙間ができていたら新しい糸に替える必要があります。

この糸換えってどうやってってするんだろう?と検索されている方のために、一般的なパールネックレスのためのストレートの糸換え時におけるポイントを5つご紹介いたします。

まずストレートの糸組みについてですが、両端の珠4個の間に結び目が3つあることが特徴です。これはクラスプ(留め具)の開け閉めによる珠と珠の間の擦れでできる傷防止、真珠の孔(あな)の硬いエッジに擦られる糸の消耗を防ぐためです。

糸換えの方法や使う道具は人によって多少異なります。
カスタムメイドジュエリーフジコでは真珠科学研究所にて習得した導糸(みちいと)を使用する方法で、糸はパール用の切れにくく伸びにくい丈夫なGPT糸(高密度ポリエチレン糸)を使用します。

一つ目はどんな道具が使われるのか?

作業は蓮台(れんだい)と呼ばれる作業台にて行われます。
使う道具はニッパー、パール用糸、パール用糸切り用ハサミ、ビーズ針、導糸用糸(薄地用ミシン糸)、糸切り用ハサミ、ノリ(セメダイン)

二つめは使用する糸の太さはどのように決まるのか?

真珠の孔(あな)の直径次第ですが、孔(あな)の大きさはドリル等を通してみることで測ります。
5ミリ珠、6ミリ珠、7ミリ珠の場合、孔の直径は0.7ミリであることがほとんどで20番糸が使用されます。長さはネックレスの長さ+αを二本どりで通しますが両裾珠は5個は折り返すので計4本の糸が通ります。

三つめは糸を真珠の穴にどうやって通すか?

銅線などを使用する方法もあるようですが、カスタムメイドジュエリーフジコでは細くて長いビーズ針(太さは0.38ミリから04ミリ)を使用します。
GPT糸はビーズ針の小さな穴に直接通すことはできないので導糸(みちいと)(薄地用のミシン糸を使用)を介してビーズ針と繋がれます。

四つめはネックレスの並びを間違えない様にどうやって的確に針を通すか?

作業のポイントは最初に古い糸を全部抜いてしまわないことです。
最初にクラスプ(留め具)の差し込み側から5番目と6番目の間の糸をニッパーで切り、5番目から針を通し4,3,2,1番目に珠を通しクラスプ側に通して折り返します。4番目の珠までの間に結び目を3つ作ります。ここからポイントですが右から針を通し左側から珠を右へ送りつつ左側から古い糸を抜いてゆくことで、真珠の並び(順番、向き)を間違うことなく的確に針を通すことができます。

最後にどうやったら糸が緩まない様に組めるのか?

最後の詰めをネックレスを垂らした状態にして行うこと、クラスプ(留め具)の受け側を持ちつつ一番端の珠を指で下へ押し込むことで隙間なくぎっちりと組むことができます。

パールネックレスの糸換えをもっと詳しく知りたいと思われたなら、真珠科学研究所から販売されております「真珠の糸換えDVD」がおすすめです。

2016年11月に発売。作り手目線で撮影された大変分かりやい映像です。

パールネックレスの糸は緩むまでに時間はありますが、緩んでから切れるまでは想定外に早いものです。緩んでいるということは糸の撚り(より)が切れてきているということ、外出先で糸が切れてバラバラになるという惨事を避けるために早めの糸換えを!

古いジュエリーをきれいにしたいひと必見〜パールのシルバーブローチ編

大柄なブローチ、真珠が豪華です。
このブローチの以前の姿がこちら↓珠が一つ取れてシルバーが全体にくすんで黒っぽくなっています。20年ご使用されていたもの。

珠を全部外し、シルバーブローチと分けます。
ブローチ部分は折れた珠芯を修理後、新品研磨しロジウムメッキをかけます。
真珠は全てリフレッシュクロスにて一粒一粒クリーニング。

完成♪
カスタムメイドジュエリーフジコのジュエリーのリフレッシュは可能な限り分解して隅々まできれいに仕上げいたします。お手持ちのちょっと気になるジュエリーがございましたらご相談くださいませ。