エメラルドカットのダイアモンド1.057ct/Pt900製 八角形のエメラルドカットのダイアモンドに八角形模様のリング。これはお客様お持ちこみのダイアモンドをフジコオリジナルデザインの透し模様シリーズにカスタマイズしたジュエリーリモデルの実例です。
リモデル前の問題点やご希望のアウトプット
お客様がお持ちこみされたリモデル前のリングの第一印象はエメラルドカットの八角形の形が隠れてしまっているなと思いました。「重いのでシンプルな形でもう少しボリュームを抑えた感じにしてほしい」とのご依頼。
デザイン提案
ダイアモンドを枠から外してみると八角形のカット形が素敵すぎるのでまずはこの形を活かしたデザインを。FUJIKOオリジナルデザインの透し模様シリーズをカスタマイズした個性的なデザインとダイアモンドを主役にしたシンプルなデザインの2案をご用意。実寸大の手形にデザインを起こしますので客観的に選ぶことができます。
誰とも被らない世界でたったひとつのオリジナルで個性的なデザインをご選択。
ロストワックスキャスティング法
決定したデザインはアナログな手作りでチューブ型の蝋からリング状に切ったり削ったりしてワックス型を作ります。このワックス型はロストワックスキャスティング法という鋳造でプラチナになります。
この工程は近年ではデジタル化され3Dキャドといった3Dプリンターのようなもので自動で立体化することも可能になりました。サイズ直しができないデザインなので製作途中では試着(洋服でいう仮試着のような感じ)を慎重にしてサイズ感立体感を確認します。
石留め
鋳造工場でプラチナに鋳造された後、荒れた表面を綺麗に研磨し鏡面に仕上げダイアモンドを石留めします。
この工程は石留め専門職人により石留めされます。ダイアモンドの枠周りにも極小のダイアモンドが一周取り巻いて彫り留めされています。こういった極々細部が魅入るポイントとなります。
完成
いかがです?着けてみたらどんな感じかな?と思たらぜひ透かし模様シリーズを覚えておいてください♪
最後に
エメラルドカットの貴石はラウンド(丸い)カットのダイアモンドに比べ数が少なく大変稀少価値が高いです。小さくても存在感があり個性的なデザインに仕上がること請け合い。もしエメラルドカットの宝石をお持ちでしたらこんな透し模様デザインでカスタムメイドジュエリーフジコでジュエリーリモデルいかがでしょうか?透かし模様シリーズはラウンドでもオーバルにでもカスタマイズできます。ご相談はサロンにてFUJIKO自身が承ります。お気軽にお問い合わせください。