
一見するとあまり違いがないように見えるかもしれません。
でも、ぜひ黄色の部分に注目してみてください。
中央の濃い黄色の2本が本物のべっ甲です。見分けるポイントは「色の濃淡」。
本物のべっ甲は、亀の甲羅を何枚も重ねて圧縮して作られているため、重なり合った層が深みのある、べっこう飴のような飴色になります。
それに対して、両端の薄い黄色のものは「ラクト」と呼ばれる合成素材で、卵白を主成分とした「練り鼈甲」です。
見た目は似ていますが、色の奥行きに違いがあります。
写真右側の3本は「笄(こうがい)」といい、日本髪の髷(まげ)に横向きに挿し込み、髪を絡ませて形を整える道具です。
左端の足が二股に分かれた「二本足簪(かんざし)」は、結髪に挿して華やかさを添える装飾品です。
今では結髪をされる機会も少なくなり、
こうしたべっ甲の髪飾りも使われることがほとんどなくなりました。けれども、本物のべっ甲はとても軽く、肌なじみがよいという大きな魅力があります。
今回のお品は、お客様が祖母様から受け継がれた大切なお品でした。
「このまま眠らせておくのではなく、何かにリモデルできないか」とのご相談です。
加工を考える前に、まずは本物かどうかをきちんと鑑別することが大切です。
もしご自宅にべっ甲製品がありましたら、ぜひ色の深みや濃淡に注目して見比べてみてください。
受け継いだ想いを、これからも使えるかたちへ。

この度は御徒町のべっ甲専門店の株式会社マツミヤ様にお世話になりました。



はじめまして。
本物の鼈甲の見分け方を探していたところこちらにたどり着きました。
とてもためになる情報ありがとうございます。
日舞をやっていた母が残したべっ甲と思われるかんざしが10個くらいあります。
他で調べた時点で明らかに偽物と言うものもありますが、他のものはほぼ本物ではないかと素人目にも判断できます。買取業者を探していますがさて何処へ持って行くべきか?思案中です。
次の課題は目利きのいる買取店は何処か?と言う感じです。ヤフオクでも本物を謳っていながら
値段の差が激しく見ていると目眩がしそうな状況です。さて信頼できる買取店は何処にあるのか?どなたか教えて頂きたいところです。
本物かどうか知りたい物があるのですが、
写真で確認していただく事は可能でしょうか?
宜しくお願い致します。
珊瑚やさんで購入した髪飾りです。
「珊瑚つき鼈甲」と言われて買いましたがプラスチックのようにも思えてしまいます。
本物か写真送って確認してもらえませんか?
お店の人は今はもうありません。宜しくお願い致します。
コメントありがとうございます
画像のみでは判別いたしかねます。
クリーニングご希望であれば実物にて判別しますのでお問い合わせからお申し込みくださいませ