ジュエリーのリペア(修理) ネックレスのクラスプ(留具)交換 ネックレスのワイヤー交換

ワイヤー組みのネックレスが美的に見える3つのポイント

ワイヤーの太さ

ネックレスのワイヤー組みで使用されるワイヤーはステンレスの糸にナイロンコーティングされた物です。

ワイヤー組みのネックレスが美しく見える最初のポイントはワイヤーの太さです。
パーツの穴の中を通ったワイヤーがネックレスのシルエットを作りますので、ある程度の太さが必要です。しなやかに美しく見えるには珠の穴の大きさに入る最大限の太さを選ぶことです。

ワイヤー組みのネックレス

ワイヤーは使用しているうちにパーツとパーツの間で擦れて劣化していきます。留め具付近のワイヤーが飛び出てきたり、シルエットがガタついた感じに見えるようになったら交換時期です。

ワイヤーの色

2つ目はネックレスのパーツの色とワイヤーの色をできるだけ合わせることです。

透明の場合は留め具に合わせてステンレス色を使用します。見えても違和感のない仕上がりにすることがポイントです。

ワイヤーと留め具を繋ぐパーツ

3つ目のポイントは、ワイヤーと留め具を繋ぐパーツです。

ワンパッチン

ワイヤーを留める方法は、留め具の丸環で折り返えされたワイヤーをこのパーツの一部を押し込むことで留められます。ワンパッチンと呼ばれるワイヤーが通せる最小限の大きさのパーツを使用することがきれいに見えるポイントです。

小さなパーツといっても種類は色々とあります。噛み潰し玉と呼ばれる安価なタイプのパーツですとワイヤーが緩んできたり金属が変色したり劣化するスピードが早く耐久性に欠けます。このワイヤーを繋ぐパーツにどういった物が使われるかは美しく見えるだけでなく耐久性も考慮した上でできるだけ目立たない最小限の大きさを選びます。

噛み潰しタイプ

さていかがでしたか?お手持ちのネックレスがどのような組み方がされているか今一度チェックして見てください。

上 錆びた留め具と劣化したワイヤー  下 新しいワイヤー

ネックレスの留め具が錆びていたり、バネが甘くなっていたら交換の時期です。使いやすいワンタッチタイプの留め具がお勧めです。

ワイヤーもまた消耗品です。ネックレスのシルエットが乱れてきたら、切れてしまう前に早めの交換をお勧めいたします。3つのポイントでいつでも美しいネックレスを。

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