FUJIKOが何より大切にしているのは、そのジュエリーに込められた「想い」です。
「母から譲り受けたものだから。」
「結婚するときに贈ってもらったものだから。」
「もう身につけなくなったけれど、手放せなくて。」
お客様がお話しくださる言葉の一つひとつには、ジュエリーとともに過ごしてきた時間や思い出が重なっています。
だから私は、まずジュエリーを見るのではなく、その想いを受け止めることから始めます。
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FUJIKOでは、「ジュエリーを整える」という言葉を大切にしています。
整えるとは、ただ磨いてきれいにすることだけではありません。
今の暮らしに寄り添えるように形を見直したり、また安心して身につけられるように修理をしたり、眠っていたジュエリーが、今の自分に似合う姿となって再び日常の中で輝き始める。そのお手伝いをすることです。
そして何より、そのジュエリーとともに歩んできた時間を大切にしながら、これから先の時間へとつないでいくことだと考えています。
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ジュエリーを整える時間を通して、その方の中にある大切なものや、もともとあった想い、美しさを、自然と思い出していただける。
そんな時間をつくることが、FUJIKOの役割だと考えています。
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この仕事を続けている理由も、そこにあります。
出来上がったジュエリーをご覧になったお客様が、
「素敵。」
「今度はどこへ着けて行こう。」
そう微笑まれる瞬間があります。
その瞬間に立ち会えることが、私にとって何より嬉しい時間です。
その笑顔を見るたびに、ジュエリーを整える仕事は、単に物を直すだけではなく、その方の想いに寄り添い、これからの時間へとつないでいく仕事なのだと、あらためて感じます。
一つひとつのジュエリーと、その向こうにある想いを受け止めるために、FUJIKOは「サロン」という形を選びました。
次回は、「なぜサロンという形なのか。」についてお話しします。
つづく

